GNOME は、ログアウトにもいくつか便利なやりかたがあるんだ。 ログアウト メニューアイテムを使ってもいいし、 ログアウト ボタンを使うこともできる。
ログアウト メニューは、メインメニューで真っ先に挙がっているアイテムだ。このログアウト メニューアイテムを選ぶだけで、ほんとうにログアウトしたいのか、プロンプトが出てくる。はいを選ぶと、そのGNOME セッションは終わりだ。
もしなんなら、パネルにログアウトボタンを追加してもいい。これはログアウトをする別のやりかたというだけで、きれいなボタンがつく以外はログアウト メニューアイテムと機能的にぜんぜんちがわない。パネルにログアウト ボタンを追加するには、パネルを右クリックして、 ログアウトボタン追加 をポップアップ メニューから選ぶ。ボタンができたら、ログアウトのときに押せばいい。
註: もしGNOME 準拠のウィンドウマネージャを使っていれば、ログアウトと同時にそのウィンドウマネージャも自動で終了する。準拠していないウィンドウマネージャなら、自分でそれを終了させなきゃならない。
Figure 6. ログアウトのダイアログ
ログアウトダイアログは、GNOME からログアウトするときに表示される。このダイアログは、あなたが本気でログアウトしたいのかをきいてくる。さらに、GNOME 終了の仕方について、いろいろな種類が指定できる。
GNOME の終了には 3 通りある。 ログアウト だと、単純にターミナルにもどるだけだ。Halt だとシステム全体がシャットダウンする。Reboot だと、全システムが再起動する。
ログアウトしたくなければ、 いいえ ボタンを押すと、 GNOME セッションに戻る。
ログアウトダイアログの中には、GNOME を終える前に選べるオプションが一つある。
いまの設定を保存しておきたければ、現在の設定を保存 チェックボックスをチェックしておこう。すると、どのプログラムが開いているかと、パネルの設定が保存される。