GNOME MIME タイプのキャプレットは、それぞれの種類(MIME タイプ)のファイルをどう処理するか指定するためのものだ。MIME というのは Multipurpose Internet Mail Extensions の略で、もともと電子メールにいろいろなデータを添付するために開発されたものだ。GNOME ではそれぞれの MIME タイプのファイルを、思い通りの形で処理できる、たとえば .sgml ファイルをよく使って、それをいつも Emacs で編集しているなら、 .sgml MIME タイプのファイルはいつも Emacs で開くように指定できる。こうすると、、その MIME タイプのファイルを開こうとするソフトは必ず Emacs を呼び出すことになる。たとえば、そのファイルを GNOME ファイルマネージャでダブルクリックする場合などがそうだ。
Figure 8. GNOME MIME タイプ
MIME タイプの追加には、まず追加 ボタンを押す。するとMIME タイプ追加 ダイアログが出てくるので、新しい MIME タイプを追加できる。
既存の MIME タイプを編集するには、その MIME タイプをマウスで選んでから、編集ボタンを押そう。すると動作の設定 ダイアログが出てくる。その MIME タイプ用のアイコンを指定したり、 開く や 見る、 編集 などの動作が指定できる。