ファイルマネージャの設定を変える

GNOME ファイルマネージャの設定は、いろいろ変えられるんだ。

設定を変えるには、GMC 設定 ダイアログを使う。このダイアログを開くには、編集 メニューから設定 を選べばいい。

GMC 設定 ダイアログには、大きくわけて 5 つの部分がある。ファイルの表示確認カスタムビューキャッシュの最適化VFSだ。

ファイル表示

Figure 7. ファイル表示設定

ファイル表示設定

確認

Figure 8. 確認の設定

確認の設定

VFS

Figure 9. VFS 設定

VFS設定

キャッシュ

Figure 10. キャッシュ設定

キャッシュ設定

デスクトップ

前に出てきたように、GNOME デスクトップをコントロールしているのは GNOME ファイルマネージャだ。デスクトップダイアログは、デスクトップの設定を変えるのに使う。

Figure 11. デスクトップのダイアログ

デスクトップのダイアログ

アイコン配置 - この小さなウィンドウは、デスクトップのアイコンがデフォルトでどこに配置されるかを決める。アイコンの位置を変えるには、アイコンが出てきてほしい隅をマウスボタンでクリックするだけだ。小さな見本アイコンがマウスのクリックに会わせて移動して、デフォルトの位置を示してくれる。

形のついたアイコンを使う(Use Shaped Icons) - このオプションはデフォルトでオンになっている。もしなんらかの理由で古いディスプレイを持っていたり、Xサーバの設定が風変わりなものだったり、その他グラフィックディスプレイがらみの問題があったら、これを選択してデスクトップアイコンを透過色ではなくしておける。

形のついたテキストを使う(Use shaped text) - このオプションはデフォルトでオンになっている。上の形のついたアイコンと同じく、アイコンのテキストラベルを非透過にするにはこれをオンにしよう。

自動アイコン配置 - これは自動的にデスクトップのアイコンを整列させてくれる。自分の手でアイコンを並べたければ、これをオフにしよう。

アイコンをグリッドにあわせる - これは、アイコンを動かすときに、アイコンが全部一定の線に沿うようにしてくれるので、デスクトップが整頓できる。目に見えないグリッドができて、アイコンを離すと自動的にそれに沿って並ぶ。

カスタムビュー

 カスタムビューダイアログは、GNOME ファイルマネージャでカスタムビューがどう見えるかを設定するためのものだ。

Figure 12. カスタムビューダイアログ

カスタムビューダイアログ

カスタムビューは 2 つの大きな部分にわかれる。可能な項目表示項目だ。

可能な項目 は、表示可能な情報の種類をすべて挙げてある。もしどれかを表示させたいと思ったら、その項目のところで追加 ボタンを押すとそれが 表示項目 一覧に入る。

表示項目 一覧は、カスタムビューにいまのところ含まれる情報を示してくれるんだよ。もしどれかをはずしたいなと思ったら、それを選んで 削除 ボタンを押そう。

表示項目 の中のアイテムを並び替えたければ、その項目をマウスで好きな位置までドラッグしてくればいい。