GNOME カレンダーは、そのままでも使えるけれど、ちゃんと気に入ったように設定を変えるためのツールもついている。まずチェックすべきとことは GNOME カレンダー設定だ。設定ダイアログは、ファイル メニューから 設定 を選ぶと出てくる。
Figure 2. GNOME カレンダー設定
カレンダー設定ダイアログには、タブが 2 種類ある。時間表示とカラーだ。
時間表示 - このタブは、大きく 3 つの部分がある。「時間形式」「週の頭」「始業・終業」だ。
時間形式 - 時間表示を 24 時間式にするか 12 時間式にするかを選ぶ。
週の頭 - 週の頭を日曜日にするか月曜日にするか指定できる。これは、「週」ビューと「日」ビューでのカレンダーのレイアウトに影響してくる。
始業・終業 - 一日のはじまりと終わりの時間を指定できる。この範囲の外の時間は、「日」ビューに表示されない。
カラー - このタブは、カレンダーで使うデフォルトの色を変更するものだ。カスタマイズできる色の選択は 7 種類ある。アウトライン、見出し、空白日、予定、指定日、日数表示、今日だ。それぞれの選択の横には小さなカラー選択ボックスがある。このボックスを押すと、カラー選択ダイアログが出てきて、ほしい色が選べる。選ぶと、タブの右側に小さな見本カレンダーが出てきて、自分の選択を確認できる。
「やること」一覧 - このタブは、日ビューの「やること」一覧でどの項目が表示されるかを指定するためのものだ。内容、締め切り、優先度の表示・非表示を指定できる。
カレンダー設定の変更が終わったら、適用 ボタンをおしてそれを反映させよう。