マルチメディアキャプレット

キーボードベル

キーボードベル・キャプレットは、キーボードエラーかメッセージが出たときに、CPU のスピーカから出る警告音を変えるものだ。

音量(Volume)では警告音の音量が変わる。

音程(pitch)スライダを使うと、警告音の音程が変わる。デフォルトでは 440Hz、つまりミドル C の上の A (A above middle C)になっている。(訳注:あたしゃ邦楽屋なので A とか C とかわからん。これでいいのか教えて!)

長さ(Duration)は、警告音の長さを変える。

ためす ボタンを押すと、いまの設定を聞いて確認できる。

Figure 9. キーボードベル・キャプレット

キーボードベル

サウンドキャプレット

サウンドキャプレットは、GNOME セッションのシステム警告音を設定するものだ。サウンドキャプレットにはタブが 2 つある。「一般」「サウンドイベント」だ。

「一般」タブ - いまのところ、「一般」タブでは選ぶところが 2 つある。GNOME のサウンドを有効にするかどうか、そしてイベントのサウンドを有効にするかどうか。GNOME のサウンドを有効 を選んだら、GNOME のサウンドエンジンが GNOME セッションごとに確実に起動することになる。イベントのサウンドを有効 は、サウンドイベント タブで設定したイベントが起こった時に、設定したサウンドがなるようにする。この 2 つを有効にしておくと、GNOME のセッションマネージャは、ログイン・ログアウトするたびにサウンドの設定を覚えていてくれる。

「サウンドイベント」タブ - このタブは、GNOME のサウンドイベントを見渡して、それに対応する警告音を変えられるようにする。

GNOME イベントに対応した警告音を変えるには、そのイベントを左側の階層式一覧から選んで ブラウズ ボタンを押し、システムにあるサウンドファイルを探して、そのイベントにつけたい警告音を選ぶ。サウンドファイルを見つけたら再生 ボタンを押すとそれが聞けるので、そのイベントが起こるたびに毎回そんな音を聞きたいかどうか、自分で試してみられるのだ。

Figure 10. サウンド・キャプレット

サウンド・キャプレット