GNOME カレンダーでは、新しい予定をいろいろな形で入力できる。いちばん簡単なのは、ボタンバーで新規 ボタンを押すことだ。これで新しい予定を入れるには、「新規予定入力」ダイアログが出てくるので、その予定の詳細を入れればいい。「新規予定入力」ダイアログには 2 種類のタブがある。「一般」と「繰り返し」タブだ。
一般 - 一般タブは、その予定の日時と、自分への覚え書きを入力するところだ。一般タブの入力部分は大きく 4 つある。内容、時間、アラーム、分類だ。
内容 - 内容は、その予定についての説明を書くところだ。ただし、「週」「月」で見るときには、この予定の頭のところしか表示されないことに注意。
時間 - 時間のところには、その予定の時間帯を、日時を選んで指定する。開始日と終了日の横には「カレンダー」という小さなボタンがある。これを押すと小さなカレンダーが出てきて、このカレンダーで開始日と終了日を指定できる。開始時間と終了時間の横には小さな選択用ボタンがある。これを押すと時間表が出てきて、1/4時間単位で指定ができる。選べる時間は、始業終業に含まれる範囲に限られる。
アラーム - アラーム部分は、予定のお知らせ用のアラームを設定するところだ。予定を忘れないようにするアラームは、4種類の中から選べる。画面、音声、プログラム、メールだ。表示アラームは、指定時間に画面にメッセージを表示する。音声アラームは、指定時間に音声ファイルを再生する。プログラムアラームは、指定時間にプログラムを実行する。メールアラームは、時間になると指定したユーザに電子メールを送る。
繰り返し - 繰り返しタブは、その予定が繰り返す場合にその頻度を指定するところだ。予定を繰り返したいなら、最初に設定するのは繰り返し条件だ。繰り返さない、毎日、毎週、毎月、毎年を指定できる。それぞれの選択について、繰り返しの条件を調整できるようになっている。終了データのところでは、その予定の繰り返しが終わるときの条件を指定する。指定しなければ、その予定はいつまでも繰り返すことになる。例外のところでは、繰り返す予定に例外をもうけられる。該当する日を選んで 追加 ボタンを押せばいい。