モニタアプレットは、システムやその機能を把握できるようにするためのものだ。マシン上のリソースのゆとりを見て、作動状況をしっかり見張っておける。
バッテリモニタは、ラップトップの電池があと何時間分残っているかを見せてくれる簡単なアプレットだ。
バッテリ残量モニタは、ラップトップの電池が何パーセント残っていて、この残量でラップトップがどれだけ動けるかを表示する。また、ラップトップが現在外部電源につながっているかも表示する。このアプレットを左クリックすると、表示は縦軸に残量、横軸に時間を示すグラフに変わる。だからラップトップが充電中なら、このグラフは右上がりになるし、バッテリで動いていれば右下がりになるはずだ。
アプレットを右クリックするとポップアップメニューが出てくる。「プロパティ」メニューを選ぶと、表示に使う色や、残量がどこまで下がったら警告するか、アプレットの外見なんかを指定できるようになる。
CPU/メモリ使用モニタは、そのときのCPU、メモリ、スワップの利用状況を表示するアプレットだ。アプレットには3本のバーグラフがついていて、その色のつきかたで利用状況がわかる。水平パネルで使う場合、てっぺんのバーがCPU、真ん中のバーがメモり、いちばん下のバーがスワップだ。垂直パネルでは、左がCPU、メモリが真ん中、スワップが右側になる。
Figure 1. CPU/メモリアプレット
CPU - CPU バーは、CPUの利用状況を3色であらわす。黄色は、いまのユーザによる使用CPUだ。灰色は、ユーザ以外のシステム処理で使われているCPU。黒はアイドル部分となる。
メモリ - メモリバーは、現在の物理メモリの利用状況を4色で示す。黄色は、現在の共有メモリの使われ方。灰色がかった黄色は、それ以外のメモリ利用。灰色は、バッファの利用状況で、緑はシステム上の遊んでいるメモリを示す。
スワップ - スワップは、黄色のバーでどのくらいスワップが使われているかを示す。空いているスワップは、緑色で示される。
CPU 負荷アプレットは、3 色表示で CPU の利用状況を示す簡単なアプレットだ。CPU/メモリとの差は、こちらは過去の推移が見られるという点だ。
Figure 2. CPU 負荷アプレット
黄色は、いまのユーザによる使用CPUだ。灰色は、ユーザ以外のシステム処理で使われているCPU。黒はアイドル部分となる。
メモリ負荷アプレットは、4色でいまのメモリ使用状況を表示してくれる。
Figure 3. メモリ負荷アプレット
黄色は、現在の共有メモリの使われ方。灰色がかった黄色は、それ以外のメモリ利用。灰色は、バッファの利用状況で、緑はシステム上の遊んでいるメモリを示す。
スワップ負荷は、いまのスワップ使用状況を 2 色で表示する。
Figure 4. スワップ負荷アプレット
黄色のバーは、どのくらいスワップが使われているかをあらわす。空いているスワップは、緑色で示される。